#032「NPO法人にんにん」代表理事、高橋貞子さん(2017/05/12)

前週に続いて「特定非営利活動法人にんにん」代表理事、高橋貞子さんをお迎えしました♪





ご自身の子育て経験から《病児病後児保育》の必要性を感じたという高橋さんにはお子さんが5人いらっしゃいます。年齢は上が31歳から下は14歳まで。お嬢さんが2人に、息子さんが3人です。シングルマザーとして5人のお子さんを育てるには相当なご苦労があったそうで、子供たちを育てるために誰よりも働き、家に帰ってからは多くの家事をこなすスーパーママだったようです。

朝は5時に起きて、9時から会社へ。帰宅は夜中の1時、2時になることもザラだったそうで、家に帰ってからは掃除や洗濯など山のような家事をして、少し眠ってからまた朝5時に起きるという生活!? 睡眠時間は1~2時間の毎日が続き、過労で2、3回倒れたこともあるそうです。ただ上のお子さんが中学・高校になってからは随分と家事を手伝ってくれたそうで、忙しいお母さんに代わって、制服のまま下の子供たちの参観日にも行ってくれたそうです。これぞ家族の絆ですね♪





ラジオをお聞きの方の中には子育てに悩んでいるお母さんもいらっしゃると思います。そんな皆さんに、5人のお子さんを育てた高橋さんからアドバイスをいただきました!

5人の子供たちは個性もそれぞれ違っていて、そういう子育てをしていこうとか、子育て本に書いてあるとおりにやっていこうと思っても、そのとおりには出来なかったそうです。そうして気づいたのは子育てのルールは一つではないこと!マニュアルどおりに行かないのが子育てなんだ。自分の子供をよく見てあげて、一人一人に合わせてやっていけばいいんだ。と思ってから楽になったと語ってくださいました。

何よりも大切なのはお子さんをしっかり見てあげること。
よーく見てあげることで、子供たちが出しているサインに気付くことができ、「な~んだ、この子はこんなふうに思っていたんだ」とか「こうして欲しかったんだ~」ということが分かってくるそうです。子育て本にこう書いてあるからとか、周りのみんながこうしてるからウチもしなきゃとか思わず、気楽に構えられるようになりたいものですね。
  
 ■ 高橋貞子さんからのリクエスト曲

 ♪ キャノンの朝 / ペク・アヨン

 韓流ドラマ『運命のように君を愛してる』の劇中で
 使われたこの曲は、24歳の歌姫・ペク・アヨンの
 透きとおるような歌声が印象的なナンバー♪
 高橋さんもこの曲に癒されているそうですよ。



高知県は昔から共働きの世帯が多く、お子さんを保育園・幼稚園に預けて、ご自身は働きに出ているというお母さんも多いと思います。ですが、お子さんが病気になって保育園・幼稚園に行けないとき、代わりにお子さんを見てくれる知り合いの方はいるでしょうか?そんな人はいない!という方にぜひ知っていただきたいのが、高橋さんが始めた《訪問型病児病後児保育サービス》です。
※詳しくは、「特定非営利活動法人にんにん」をご覧ください!

病気の子供を預かってくれるサービスは、これまでにも「保育園に併設」「病院に併設」という形で何カ所かあったそうですが、そのほとんどが受け入れ可能人数3~6名の小規模施設で、サービスを利用したくても出来ないという方が平成27年度の調査では570人以上もいたそうです。病気の子供を預かってくれるサービスはまだまだ絶対数が足りない状況なのです。

こうした課題を解決していくためには、行政による動きだけでなく、民間レベルで何か取り組んでいくことも必要だと思います。例えば「ママさん社員に子供の病気で休まれると困る」と思っている企業に、福利厚生の一環としてこの《訪問型病児病後児保育サービス》を導入していただくことが出来れば、ママさんは安心して働くことが出来ると思います。企業にとって社員は貴重な戦力です。企業側も、ママさん社員本人も、その日の仕事を進めたいのに、お子さんが発熱して保育園・幼稚園に預けられなくなると、会社を休むしかありません。。。

ママ:「すみません。子供が熱が出たので今日は休ませてください。」
企業:「えっ、そうなの?今日は大事な商談があるのに休まれると困るなぁ。」
ママ:「でも誰も見てくれる人がいないんです。。。」
企業:「うーむ、これは困った。。。」

最近では、大切な従業員に安心して働いてもらうために《訪問型病児病後児保育サービス》を導入する企業が少しずつ増えているそうです。女性活躍の時代 ── 、働くママにやさしい企業がどんどん増えていくといいですね。



最後に、高橋さんの今後の目標や夢を伺いました。

《目標1》 虐待を受けている子供たちの逃げ場を作りたい!
子供たちの痛ましい事故や事件を聞くたびに胸が痛くなるという高橋さん。なぜこの子たちが犠牲にならないといけないのか?なぜ小さな命を守れないのか?困難な状況にある子供たちが逃げて来られる「ここに来たら安心♪」と思ってもらえる場所を作っていきたいと語ってくださいました。

《目標2》悩みや孤独を感じているお母さんたちが心と体を休める場所を作りたい!
子育てをするうえで悩みを抱えたり、孤独を感じているお母さんって、きっと多いと思います。そんなお母さんたちが心を体を休めることのできる場所、「自分は一人じゃないんだ」と感じてもらえる場所を作っていきたいという思いもお持ちだそうです。

子供の頃は保育士さんになりたいと思っていた高橋さん。自らの子育て経験をとおして、子供が、そしてお母さんが安心できる場所を作るべく奮闘しています。高橋さんの挑戦が大きな実を結ぶことをお祈りしています



高橋貞子さんをお迎えしてのトークの模様は下記のページでもお聞きいただけます。
女子3人による “すっぴんトーク” を是非お聞きください♪

  すっぴんトーク #032 高橋貞子さん(2017/05/12)


次週は「天然工房・銀花」代表、松本真紀さんをお迎えします。

大月町特産の《土佐備長炭》を磨いてアクセサリーや雑貨を製造・販売している松本さん。仕事にかける思いや今後の夢について伺うほか、《土佐備長炭》の魅力についても語っていただきます。次週もどうぞお楽しみに!



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