#047「下田食品」代表取締役、下田知加さん(2017/08/25)

8月25日のゲストは「下田食品」代表取締役、下田知加さんです♪



下田知加さん
高知市のご出身です。1909年(明治42年)創業の老舗豆腐店「下田食品」に生まれ、大阪・東京で過ごしたあと、34歳で高知に戻って家業に入ります。今から3年前には先代社長である父親の後を継いで代表取締役に就任。昔ながらの手作業で心を込めた豆腐をつくると共に、工場の隣に設けた店舗『felille bois(フェリル・ボワ)』で自社商品や雑貨の販売も行っています。







今年で創業108年となる「下田食品」は高知市土居町にある老舗の豆腐屋さん。知加さんは3人兄弟の長女として生まれました。実は、3代目社長であるお父様からは「家を手伝え」とも「後を継げ」とも言われなかったそうで、学校を卒業した後は大阪で就職し、その後結婚して東京で暮らしていました。ちなみに、弟さんも、妹さんも家業を継ぐことなく、お父様は自分の代限りで商売を終えるつもりだったそうです。

しかし30歳を過ぎた頃にシングルマザーとなった知加さん。子供を育てながら東京で暮らすことは難しいと考え、とにかく高知へ帰ろう、高知に帰ったらどこかに就職するのではなく家業を手伝おうと考えます。
そんな知加さんの考えに驚いたのがお父様 Σ( ̄Д ̄lll) 豆腐屋は重労働であるうえに、先行きも不透明。。。考え直した方がいいんじゃないかと説得したお父様ですが、最終的には知加さんの強い意志に押し切られる形で家業に入って後を継ぐことを認めてくれたそうです。(口ではそう言っても内心は嬉しかったのかもしれませんね♪)



家業に入ってからは毎日が発見の連続だったそうで、
■とにかく朝が早くてビックリ!(毎日3時起き…)
■水が冷たくてビックリ!(冬には手の感覚がなくなる程…)
■商品を運ぶ際に重くてビックリ!(小柄な知加さんには過酷…)

何となく知っていたつもりの仕事がどれだけ大変かを思い知ったそうです。

しかしそんな大変な作業を続けていくうちに、徐々に意識が変化していった知加さん。100年以上にわたって豆腐を作り続けられるのも、創業からずっと会社を支え続けてくれた従業員さんたちの頑張りがあってこそ。自分がすべきことは、長い歴史をもつ「下田食品」をどうやって継続させ、従業員さんたちの頑張りにどうやって報いていくか? また「下田食品」の豆腐を食べてくださるお客様に満足していただくにはどうすればいいか?
これまでに感じたことのない強い重圧と、その一方にある大きなやり甲斐を持って、今から3年前に代表取締役に就任した知加さんなのでした。。。



 ■ 下田知加さんからのリクエスト曲

 ♪ 正夢 / スピッツ

 お腹の子供が男の子だと分かった頃に
 よく聴いていたのがスピッツのこの曲。
 ♪君に会えたら 何から話そう 笑ってほしい
 という歌詞に凄く共感していたそうですよ。




「下田食品」

■ 住  所 : 高知市土居町6-1
■ 営業時間 : 9:00~16:00
■ 定 休 日  : 水曜日・日曜日
■ 電話番号 : 088-831-5028


豆腐、油揚げ、厚揚げ、豆乳、こんにゃくなどを製造・販売しています。
「下田食品」の商品は学校や病院、居酒屋、旅館などに納入していて、スーパーなどの小売店では販売していません。ですが工場隣にある直販店舗『felille bois(フェリル・ボワ)』ではその日つくったお豆腐やお揚げ、豆乳などを販売しています。作りたての風味ある商品を是非お買い求めください。


▲(写真左) 知加さんが好きな「まったりおぼろ豆腐」と、大人気の「たま厚」
 (写真右) 豆腐屋が提供する豆乳はまったり濃厚な味が特徴です!



今年で創業108年目という「下田食品」では数々のこだわりを持って豆腐をつくっています。

①安全・安心な原料を使っています!
 自分たちで確信の持てる大豆とにがりを使用しています。

②ほとんどの作業を手作業で行っています!
 その日の気温や湿度に合わせてつくることが出来ます。

③加熱処理をしていない“生豆腐”を提供します!
 豆腐本来の味を損なうことがありません。


実はスーパーに並んでいるお豆腐のほとんどが加熱処理をしています。一度お豆腐をつくった後に、60℃~80℃で加熱処理をすると 10日~20日ほど保存できるため、販売する側にとっては効率がよく好まれるそうなんです。ですが長期保存のために加熱処理をしたり、保存料を入れたりすると、豆腐本来の味が損なわれるので、「下田食品」では加熱処理をしていません。ですので「下田食品」のお豆腐の消費期限は4日程度となりますが、大豆の美味しさが詰まったお豆腐にこだわり続けています!!



「下田食品」で製造しているお豆腐は期間限定のものも含めて15種類ほど。
定番の「もめん豆腐」や「絹ごし豆腐」、その中間の柔らかさの「ソフト豆腐」、創業108年の歴史が感じられる職人こだわりの「百年豆腐」、量子物理学から生まれた革新的な「土佐の豆腐」、知加さんイチ押しの「まったりおぼろ豆腐」など、バラエティ豊かなラインナップとなっています。

また最近では、ほんのり柚子が香る「ゆずおぼろ豆腐」や、バラの形の豆腐、また子供さん向けの「くまちゃんとうふ」など、女性や子供さんに親しんでいただけるような商品にも力を入れています。



商品に関する情報は「下田食品」ホームページ または Instagramページでチェックしてください。

HP ⇒ http://www.felille-tofu.co.jp/
Instagram ⇒ https://www.instagram.com/felillebois422/



下田知加さんをお迎えしてのトークの模様は下記のページでもお聞きいただけます。女子3人による“すっぴんトーク”を是非お聞きください♪

  すっぴんトーク #047 下田知加さん(2017/08/25)

次週は、下田さんのプライベートや、今後の夢について迫るほか、豆腐屋さん同士のネットワークについても教えていただきます。 どうぞお楽しみに!



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